水分補給甘く見るな!
水分補給は生きていくうえでは、絶対に必要な行為です。
1.水分補給??
2.水分補給の重要性
3.水分補給をしないとどうなる?
4.正しい水分補給
5.まとめ
1,《水分補給??》
まずあなたは、どんな時に水分補給をしますか?私は、のどが渇いたときに飲みます。
そりゃ当たり前だろって思った方たくさんいると思います。
では、水分補給をなぜすると思いますか?簡単に言うと生きるためですが、
ちょっと深く考えてみましょう。
まず、体調を整えるため、多くの体の機能で使われています。
体温調節や、筋肉を動かす働き、血液として栄養素を前進に運んだり、汗や尿として体の老廃物を体外に出す働きなど重要な役割をになっています。
スポーツをするときはこまめな水分補給と言われていると思います。
特に最近は夏に熱中症アラートなど熱中症への対策が盛んになってきたため
学校の部活動などでは、水分補給をこまめに取らせるような方向に変わってきています
ですが、水分補給を必要とするのはスポーツをするとき、のどが渇いたときだけではありません。
2,《水分補給の重要性》
水分補給が重要な理由は人の体のつくりにあります。人の体は、下の図にあるように
少なくとも半分は水分でこうせいされています。
小児であれば70~80%程度 成人であれば60%程度 高齢者であれば50%程度と言われています。あくまで平均的な話であり、やせ型筋肉質であると水分の割合が高くなったり、肥満気味だと水分の割合は下がる傾向にあります。また、男性、女性でも比較的男性の方が割合が高いとわかっています。
体の大半を構成している水分です。
水分の約20%が失われると人間は死に至るといわれています。
このことからも分かるように、水分は私たちの体にとって非常に重要な存在なのです。
3.《水分補給をしないとどうなる?》
体内の水分は、尿、便、呼吸、汗として日々失われています。
一日に失われる水分量は、尿や便で約1.3ℓ、呼吸や皮膚などから蒸発する分は約1ℓで、
合わせると2.3ℓにもなります。これは、あくまで普通の生活をした場合で、スポーツなどをして、汗をたくさんかいたときなどは更に上乗せして水分が体内から出ていきます
失われた分がしっかりと補給されなければいけません。そうしないと、体内の水分量は減っていく一方です。そうすると、様々な体調不良が表れてきます。
例を挙げてみると、水分が減り血流が悪くなり栄養素が体全体にしっかりと渡らなくなってしまいます。ひどい場合になると、命に関わる重大な病気につながる恐れもあるといわれています。
また。夏場によく聞く熱中症にも水分は大きく関係しており、水分不足で血液の循環が悪くなり体温調節の機能障害が起こり、めまいや倦怠感、痙攣、意識障害、そして最悪の場合には、死に至る可能性があります。
4.《正しい水分補給》
ここまで読んできて、じゃあどんなふうに水分補給をすればよいのか気になったと思います。正しい水分補給はとても大切です。普段から意識することで健康に勤めてみてはいかがでしょうか?
<1日の水分補給の目安は1.2ℓ>
1日に失われる水分を補うために、食べ物や代謝によって得ることが出来る水分を除いて、約1.2ℓの飲み物で補給するのが良いと言われています。
飲み物は糖分やカフェインの入っていない水がおすすめです。
<水分補給はこまめに行うこと>
水分補給はこまめに行うのが大切です。「喉が渇いた」と思っている時点でもう脱水症状になりかけています。そのようになる前にこまめに水分を取るようにしましょう。
タイミングをつかんでしっかりと水分補給をしましょう。
また、運動中はメニューによりますが、15分に一度は水分補給を行うのが理想です。
一度にたくさん飲んでしまうと、人の体は一度に体に吸収することができる水分量が目安として、約200mlであるため、体に吸収できない水分が出てきてしまします。そうすると、吸収できなかった分が胃などに残り体のだるさを引き出してしまいます。
<運動するときは>
高温の中激しい運動などをするときに特に注意すべき点が、前後での水分補給です。水分補給と言ったら運動をしているときに飲むイメージがありますが、重要なのは運動をする前後です。運動をする前後にしっかりと水分補給をすることで
脱水症状、熱中症予防になります。なので、運動前後の水分補給に心がけましょう。
5.《まとめ》
最後に、重要な部分をまとめます。
★ 人間の体の約60%は水分で構成され、水分は栄養素や老廃物の運搬や巡りをケアしている。
★ 失われる水分をしっかりと補給しなければ、体調不良や、脱水症状、熱中症をおこすこともある。
★ 健康のためにも正しい水分補給を行うことも重要である。
引用「『健康のための水を飲もう』推進運動」厚生労働省